注文住宅 VS 建売住宅

The road to a happy home…

建売住宅の特に注意すべき点

建売住宅も注文住宅も、事前に近隣の環境をチェックしておくことが不可欠です。商業施設や病院、金融機関などは確認する人が多いですが、うっかりしやすいのがゴミ置き場です。実際に住んでいて、近くにないと不便なのがゴミ置き場です。近くにゴミ置き場があった場合も、購入予定の建売住宅や建築予定の注文住宅の住人が利用できるかどうかは確認しておきたいものです。隣保班などの制限があるケースもあるためです。

建売住宅は、すでに間取りが決まっています。全ての条件が希望に一致している建売住宅を探すのは困難です。部屋数、収納、駐車スペースなど、自分なりの優先順位を決めておくと、内覧会の時に混乱を避けられます。いくつか内覧してみて、自分の優先順位を決め直すということもあるでしょう。

内覧会の後に、気に入った物件があれば購入を申し込みますが、購入予定の物件が想定外に安い場合、すぐに購入を申し込むのは考えものです。何か問題があることが十分考えられるからです。どのくらい安いのかは、周囲の物件と比較するのが一番です。住環境が似ているからです。周囲に似たような物件ががないか探してみましょう。その物件と比較して法外に安かったら、問題がある可能性が高まります。

そのような不安材料が無い場合、内覧会で気に入ったら購入の申し込みをしますが、値引き交渉はその段階でします。契約時に値引き交渉はしないようにしましょう。信頼を失う可能性があります。信頼を損なうと、アフターサービスにも悪影響を及ぼしかねません。

アフターサービスは、不動産会社が請け負うこともあれば、売主が請け負うこともあります。どちらがアフターサービスを担当するのかは、しっかりと確認しておきましょう。アフターサービスの内容も確認します。保証設備は何で保証期間はいつまでか。点検の頻度はどのくらいか。

アフターサービスの内容を確認しても、物件の確認は最後まで入念に行いましょう。引き渡しの前に立会があります。それが最後のチャンスです。不具合がないか、じっくりと点検しましょう。